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蓄電池の全負荷型と特定負荷型の違い【価格差10〜25万円】どっちがいい?デメリット・200V対応33機種

更新日:2026-11-04

結論:蓄電池の全負荷型と特定負荷型の違い・価格差(10〜25万円目安)とどっちがいいかの選び方

全負荷型 vs 特定負荷型:停電時に使える家電(200V対応)と推奨容量早見表

比較項目 全負荷型(200V対応モデル) 特定負荷型(100V指定回路)
停電時に使える場所 家じゅう全ての部屋・コンセント 事前に指定した1〜2回路(リビング・キッチン等)
200Vエアコン・IH・エコキュート 使用可能(自立出力4.0〜6.0kWの範囲内) 原則として使用不可(100V機器のみ)
冷蔵庫・照明・Wi-Fi・スマホ充電 使用可能 使用可能(消費電力を絞れるため長持ちしやすい)
推奨する蓄電池容量の目安 9.7kWh〜21.5kWh以上(大容量15機種比較) 6.2kWh〜9.9kWh前後(中容量18機種比較)
代表的な対応モデル 長州産業 CB-H55T77A2(7.7kWh)・CB-H55T154A2(15.4kWh)・ニチコン ESS-T5L1(9.9kWh)・ESS-T6Z1(19.9kWh)・HUAWEI 14.3kWh ニチコン ESS-U5M1(7.7kWh・選択可)・長州産業 CB-LMP97B2(9.7kWh・選択可)・CB-LMP130B2(13.0kWh・選択可)・オムロン KPBP-A(9.7kWh・選択可)・シャープ JH-WB2621(11.5kWh・選択可)
工事費込み総額・価格差の確認 全負荷型の工事費・補助金込み総額を無料比較 ↓ 特定負荷型との価格差(10〜25万円目安)を無料比較 ↓

全負荷型と特定負荷型の違い

停電すると、電力会社からの電気が止まります。このとき蓄電池(とパワーコンディショナ)が家の中のどの範囲に電気を送れるかが、全負荷型と特定負荷型の違いです。

項目 全負荷型 特定負荷型
停電時に使える範囲 家じゅうの回路 事前に選んだ回路のみ
停電時の使い勝手 普段どおりのコンセントを使える 使えるコンセント・部屋が限られる
電気の減り方 使う家電が多いと早く減りやすい 使う家電が限られるので長持ちしやすい
200V機器 製品・構成により異なる(要確認) 製品・構成により異なる(要確認)
工事 全負荷用の分電盤や切替機器が必要になることがある 特定負荷用の分電盤を設けることが多い
よく選ばれる主力型番 長州産業 CB-H55T77A2(7.7kWh・5.5kW) / ニチコン ESS-T5L1(9.9kWh・5.9kW) 長州産業 CB-LMP97B2(9.7kWh・選択可) / ニチコン ESS-U5M1(7.7kWh・選択可)
設置総額・補助金の比較 全負荷構成の見積もり総額を比較する ↓ 特定負荷構成の見積もり総額を比較する ↓

全負荷型が向いている家庭

特定負荷型が向いている家庭

全負荷対応・選択可能な蓄電池の例

当サイトがメーカー公式で確認した33製品のうち、停電時の対応を確認できた製品の例です。「選択可」は機器の組み合わせで全負荷・特定負荷を選べる製品です。

メーカー・型番 停電時 容量(実効) 停電時の出力 タイプ 設置場所 見積比較
ニチコン ESS-T5L1(主力) 全負荷 9.9kWh(9.1kWh) 5.9kW トライブリッド 屋内外 総額比較
ニチコン ESS-T5X1 全負荷 14.9kWh(12.9kWh) 5.9kW トライブリッド 屋内 総額比較
ニチコン ESS-T6Z1 全負荷 19.9kWh(18.2kWh) 5.9kW トライブリッド 屋内外 総額比較
ニチコン ESS-T3M1 全負荷 7.4kWh(6.4kWh) 4kW トライブリッド 屋内外 総額比較
ニチコン ESS-E1(ES-E1L1接続) 全負荷 9.7kWh(8.6kWh) 5.9kW ハイブリッド 屋外 総額比較
ニチコン ESS-U4X1 全負荷 16.6kWh(14.4kWh) 3kW 単機能 屋外 総額比較
長州産業 CB-H55T77A2(主力) 全負荷 7.7kWh(—) 5.5kW ハイブリッド 屋外 総額比較
長州産業 CB-H55T154A2 全負荷 15.4kWh(—) 5.5kW ハイブリッド 屋外 総額比較
オムロン KPTP-A+KP-BU97C-A 全負荷 9.7kWh(8.7kWh) 6kW トライブリッド 屋内外 総額比較
ファーウェイ LUNA2000-7-NHS1 全負荷 7.1kWh(6.9kWh) 4.95kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
ファーウェイ LUNA2000-14-NHS1 全負荷 14.3kWh(13.8kWh) 4.95kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
ファーウェイ LUNA2000-21-NHS1 全負荷 21.5kWh(20.7kWh) 4.95kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
ニチコン ESS-U5L1 選択可 9.7kWh(8.6kWh) 5.9kW 単機能 屋外 総額比較
ニチコン ESS-U5M1(後付け人気) 選択可 7.7kWh(6.8kWh) 4kW 単機能 屋外 総額比較
シャープ JH-WB2621 選択可 11.5kWh(—) 4.2kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
シャープ JH-WB2521 選択可 7.7kWh(—) 2.8kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
シャープ JH-WB2521×2台 選択可 15.4kWh(—) 5.6kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
オムロン KPBP-A+KP-BU97C-A 選択可 9.7kWh(8.7kWh) 4kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
オムロン KPBP-A+KP-BU130C-A 選択可 13kWh(11.6kWh) 4kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
長州産業 CB-LMP97B2(スマートPVマルチ主力) 選択可 9.7kWh(8.7kWh) 4kW ハイブリッド 屋内外 総額比較
長州産業 CB-LMP130B2(スマートPVマルチ) 選択可 13kWh(11.6kWh) 4kW ハイブリッド 屋内外 総額比較

※値はメーカー公式資料による(当サイト確認日:2026年11月2日)。停電時の出力は機器構成によって変わる場合があります。

表を見るときの注意点

選ぶときに確認したい3つのポイント

1. 停電時に使いたい家電と消費電力

冷蔵庫、照明、通信機器、テレビ程度なら特定負荷型でも足りることが多い一方、エアコン、IHクッキングヒーター、電子レンジなどを同時に使うと、全負荷型でも停電時の出力を超えることがあります。停電時に「何を、同時にどれだけ」使いたいかを書き出しておくと、店との相談がスムーズです。

2. 容量とのバランス

全負荷型で家じゅうの家電を使うと、蓄電池は早く空になります。容量の目安は容量シミュレーターで計算でき、停電時に使いたい時間(半日・1日・2日)も選べます。

3. 200V機器への対応

エコキュートや200Vエアコンを停電時に動かしたい場合は、「全負荷」という表記だけでなく、停電時に200Vを出力できるかを必ず仕様書で確認してください。製品や構成によって異なります。

まとめ:見積もりで確認すること

全負荷型か特定負荷型かは、製品そのものだけでなく、分電盤の工事や付属機器の組み合わせで決まる場合があります。見積もりでは、①全負荷・特定負荷のどちらの構成か、②停電時の出力(kW/kVA)と200V対応、③分電盤や切替機器の費用が含まれているか、を確認しましょう。メーカーごとの構成の違いは長州産業の蓄電池比較、ニチコンの蓄電池比較、オムロンの蓄電池比較、シャープの蓄電池比較、ファーウェイの蓄電池比較、全製品の一覧は蓄電池比較表から確認できます。

参考にした公式情報

よくある質問

全負荷型と特定負荷型の価格差やデメリットは何ですか?

全負荷型は200V対応のトランスユニットや全負荷用切替分電盤・配線工事が必要になるため、同じ容量帯の特定負荷型と比べて本体・工事費が高くなる傾向があります。また、全負荷型は停電時に家全体の待機電力も消費するため、蓄電容量が小さい場合は電池残量が早く減りやすい点がデメリットです。

全負荷型と特定負荷型、どちらを選べばいいですか?

停電時もエアコンやIHなどを含めて普段に近い生活をしたいなら全負荷型、冷蔵庫・照明・通信など最低限を長く使いたいなら特定負荷型が向いています。容量が小さめの蓄電池では、使う回路を絞れる特定負荷型のほうが長持ちしやすくなります。

停電時に200Vのエアコンは使えますか?

機種と構成によります。全負荷型でも停電時の出力(自立出力)や200V対応の有無は製品ごとに異なるため、メーカーの仕様で停電時の出力と対応電圧を確認してください。

同じ製品で全負荷と特定負荷を選べますか?

選べる製品があります。たとえばニチコンの単機能蓄電システムESS-U5シリーズ、オムロンのKPBP-Aシリーズ、長州産業のスマートPVマルチ、シャープのクラウド蓄電池システムは、機器の組み合わせで全負荷・特定負荷を選べるとメーカーが案内しています。

全負荷型・特定負荷型とあわせて比較される蓄電池モデル

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