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単機能型蓄電池8機種を比較|既設太陽光・卒FITへの後付けで選ばれるメーカー別スペック

更新日:2026-11-03

結論

区分(全8機種) 代表モデル・容量 既設太陽光との接続特徴 見積比較
単機能専用モデル(4機種) ニチコン ESS-U5M1(7.7kWh)/ESS-U5L1(9.7kWh・5.9kW)/ESS-U4X1(16.6kWh)、京セラ EGS-LM1140(11.4kWh) 既設太陽光パワコン(設置5〜8年以内)とメーカー保証をそのまま活かして後付け 総額比較↓
単機能/ハイブリッド選択可(4機種) 長州産業 CB-LMP97B2(9.7kWh)/CB-LMP130B2(13.0kWh)、オムロン KPBP-A 9.7kWh/13.0kWh 単機能構成とハイブリッド構成(パワコン交換込み)の総額を同容量で比較可能 総額比較↓

単機能型・マルチ型(単機能対応)蓄電池 全8機種 スペック比較表

メーカー公式カタログで確認できた数値のみを掲載しています(公表値が確認できない項目は「—」表記)。

区分 メーカー 型番(製品詳細ページ) 定格容量 実効容量 出力 停電時 保証 見積比較
単機能専用 ニチコン ESS-U5M1 7.7kWh 6.8kWh 4.0kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓
単機能専用 ニチコン ESS-U5L1 9.7kWh 8.6kWh 5.9kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓
単機能専用 京セラ EGS-LM1140(Enerezza Plus II) 11.4kWh 10.1kWh 3.0kW — 15年 見積比較↓
単機能専用 ニチコン ESS-U4X1 16.6kWh 14.4kWh 3.0kW 全負荷 10年(有償15年) 見積比較↓
単機能/ハイブリッド選択可 長州産業 CB-LMP97B2(スマートPVマルチ) 9.7kWh 8.7kWh 4.0kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓
単機能/ハイブリッド選択可 オムロン KPBP-A+KP-BU97C-A 9.7kWh 8.7kWh 4.0kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓
単機能/ハイブリッド選択可 長州産業 CB-LMP130B2(スマートPVマルチ) 13.0kWh 11.6kWh 5.0kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓
単機能/ハイブリッド選択可 オムロン KPBP-A+KP-BU130C-A 13.0kWh 11.6kWh 5.0kW 選択可(全負荷/特定負荷) 15年 見積比較↓

メーカー・機種別の特徴と選び方

1. ニチコン(ESS-U5M1 / ESS-U5L1 / ESS-U4X1):7.7kWh〜16.6kWhまで揃う単機能の定番

ニチコンは単機能型だけで3つの容量帯をラインナップしています。

2. 京セラ(Enerezza Plus II EGS-LM1140):半固体クレイ型リチウムイオン電池の単機能モデル

京セラのEGS-LM1140は、定格11.4kWh(実効10.1kWh)・出力3.0kW・15年保証の単機能モデルです。電解液を粘土状(クレイ状)に練り込んだ独自の「半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池」ユニット2台で構成されています(ハイブリッド型を選びたい場合は同容量のEGS-MC1140があります)。

3. 長州産業(スマートPVマルチ)・オムロン(KPBP-A):将来ハイブリッドへ拡張しやすいマルチ型

長州産業 スマートPVマルチ(9.7kWh・13.0kWh)とオムロン KPBP-Aシリーズ(9.7kWh・13.0kWh)は、同じ蓄電池ユニットに対して「単機能パワコン構成」と「ハイブリッドパワコン構成」を選べる共通プラットフォームです。

単機能型を選ぶ前に確認したい3つの注意点

  1. 既設の太陽光パワコンの「製造年」と「残りの保証期間」を確認する 太陽光パワコンの交換目安は一般に10〜15年です。卒FIT(設置10年経過)でパワコン交換時期が近い場合、単機能型を入れて数年後に太陽光パワコンが故障すると、その時点で再びパワコン交換費用(20万〜30万円前後)がかかります。設置8〜10年以上経っている場合は、必ずハイブリッド型(パワコン一括交換)との相見積もりをとって総額を比較してください(太陽光発電に蓄電池を後付けするときの注意点)。
  2. 充電・放電時の変換回数(AC/DC変換ロス)を理解しておく 単機能型は「太陽光パネル(DC)→既設パワコン(AC)→蓄電池パワコン(DC)→蓄電池」と直流・交流の変換を2回経るため、1台のパワコンでDCのまま充電できるハイブリッド型に比べるとわずかに変換ロスが生じます(ハイブリッド・単機能・トライブリッドの違い)。
  3. 自治体の後付け蓄電池補助金を契約前にチェックする 東京都(10万円/kWh・上限120万円)、川崎市(既設・FIT太陽光連系は10万円/kWh・上限30万円)、埼玉県(既存住宅10万円/件)、福岡市(機器費1/2・上限15万〜45万円 ※HEMS併設)など、既設太陽光への後付け(単機能・ハイブリッド)で使える自治体補助金が多数あります。お住まいの地域の制度は全国の補助金一覧または容量・補助金シミュレーターで確認してください。

関連ガイド

参考にした公式情報

よくある質問

単機能型蓄電池にはどんなメーカー・型番がありますか?

当サイトがメーカー公式カタログで確認した家庭用蓄電池33機種(2026年11月2日時点)のうち、単機能専用モデルはニチコン「ESS-U5M1(7.7kWh)」「ESS-U5L1(9.7kWh)」「ESS-U4X1(16.6kWh)」と京セラ「Enerezza Plus II EGS-LM1140(11.4kWh)」の4機種です。さらに、パワーコンディショナの構成によって単機能型としても導入できるマルチプラットフォーム型として、長州産業「スマートPVマルチ(CB-LMP97B2 9.7kWh/CB-LMP130B2 13.0kWh)」とオムロン「KPBP-Aシリーズ(KP-BU97C-A 9.7kWh/KP-BU130C-A 13.0kWh)」の4機種があります。

既存の太陽光発電に後付けする場合、単機能型とハイブリッド型のどちらがよいですか?

既設の太陽光パワーコンディショナを設置してから5〜8年以内などまだ新しく、メーカーのシステム保証を残したい場合や、屋根が特殊配線(多系統・マイクロインバータ等)の場合は「単機能型」が向いています。一方、卒FIT(設置から10年以上経過)で太陽光パワコンの寿命・保証切れが近い場合は、パワコンごと1台に統合する「ハイブリッド型」の見積もりも同時にとり、将来パワコンが故障した際の交換費用まで含めて比較するのがおすすめです。

単機能型でも停電時に家全体(全負荷・200V)を使えますか?

はい。ニチコンの「ESS-U4X1(16.6kWh)」は全負荷対応、「ESS-U5M1(7.7kWh)」「ESS-U5L1(9.7kWh)」および長州産業「スマートPVマルチ」・オムロン「KPBP-Aシリーズ」は機器構成(トランスユニット追加等)によって特定負荷と全負荷(200V対応)を選択できます。

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